手作りの結婚指輪のお手入れとメンテナンス
手作りの結婚指輪は、一生に一度の宝物です。
大切に使ったら、孫の結婚式にも使うことができます。
しかし手作りの結婚指輪のお手入れを少しでもサボってしまうと、孫の代どころか10年も持ちません。
手作りの結婚指輪を孫の結婚式に使うためにも、手作りの結婚指輪のお手入れについて取り上げます。
▼ 目次
手作り結婚指輪のお手入れについて
結婚指輪だけに限らず全ての指輪に言えますが、基本的なお手入れ方法は柔らかい布1枚あれば十分です。
手作りの結婚指輪を外したら、柔らかい布で軽く拭きます。
綺麗にしたいからと強く拭いてしまうと、結婚指輪が傷んでしまうので要注意です。
柔らかい布は、指輪を購入した専門店で購入できます。
値段は小学生のお小遣い程度になっているので、1枚は手元に持っておきましょう。
指輪が拭き終わったら、専用のケースに入れて保管します。
ただし他のアクセサリーと一緒に結婚指輪を保管するのは、NGです。
手作りの結婚指輪は丈夫にできており、些細な衝撃で傷つくことはありません。
しかし他のアクセサリーと一緒に保管すると、アクセサリーが原因となり結婚指輪を傷つけてしまう恐れがあります。
結婚指輪を傷つけさせないためにも、アクセサリーと結婚指輪は別々に保管して下さい。
もし専用のケースがなければ、小袋でも構いません。
ただ小袋で保管する時も、他のアクセサリーと同じ袋に入れるのは厳禁です。
毎日のお手入れは大変
しかしお手入れは毎日した方が良いと頭では分かっているものの、正直面倒な部分はあります。
特に仕事などでヘトヘトに疲れている時は、結婚指輪のお手入れは面倒に感じてしまいます。
面倒と感じる気持ちも分からなくはありませんが、お手入れは必要です。
結婚指輪を毎日お手入れすると、些細な変化に気づくことができます。
もし少しでも異常を察知できれば、直ぐにでも対応可能です。
対応が早ければ早いほど、結婚指輪に被るダメージは少なく済みます。
また毎日のお手入れは、結婚指輪に更なる愛情を注ぐことができます。
ただし気をつけておきたいのは、結婚指輪に使われている材料です。
お手入れ方法は結婚指輪に使われている素材や汚れの状況によって、大きく変わります。
例えば結婚指輪によく使われているプラチナの場合、時間が経つと黒ずみが発生する恐れがあります。
黒ずみが発生してしまうと、柔らかい布で拭くだけでは解決になりません。
汚れがあまりにも酷い場合は、ぬるま湯に結婚指輪を浸して柔らかい歯ブラシで黒ずみを落とします。
黒ずみが落ちたら、水でしっかりとすすぎましょう。
ぬるま湯でも汚れが落ちなかった場合は、専用のジュエルクリーナーを使います。
研磨剤が含まれており、軽く拭くだけで驚くほど綺麗になります。
しかし結婚指輪にダイヤモンドなどの宝石がついていれば、専用のジュエルクリーナーは要注意です。
宝石の種類によっては傷がついてしまうので、お手入れは慎重に行いましょう。
手作り指輪に宝石がついている場合
では宝石類をお手入れするには、どうすれば良いのでしょうか。
こればかりは宝石の種類によって大きく変わるので、一概に断定することはできません。
そこで結婚指輪によく用いられるダイヤモンドを例に、お手入れ方法を紹介します。
お手入れに入る前に、結婚指輪についているダイヤモンドがきっちりとハマっているかどうかをチェックして下さい。
もし緩んでしまっていると、お手入れ途中でダイヤモンドが外れてしまう恐れがあります。
ダイヤモンドが緩んでいれば自宅ではなく、購入した店にお手入れを頼むようにしましょう。
ダイヤモンドが結婚指輪にきっちりハマっていれば、自宅でお手入れしても大丈夫です。
お手入れ方法は、中性洗剤を入れたぬるま湯に付けて柔らかい歯ブラシで軽くこすります。
汚れがある程度取れたら真水でしっかりすすぎ、柔らかい布で水分を拭き取れば完成です。
ただ手作りの結婚指輪のメンテナンスは、セルフで行うのに限界があります。
汚れが酷く指輪の形も変形してしまっているのならば、購入した店に頼むのが1番です。
メンテナンス費用は購入した店によって大きく変わるので、何とも言えません。
でも店の中には無料でメンテナンスを引き受けてくれる所もあるので、利用しない手はないでしょう。
また結婚指輪のサイズ直しも、承ってくれます。
ただし結婚指輪のデザインや使われている素材によっては、サイズ直しが難しくなることもあります。
サイズ直しが難しい結婚指輪は、交換などの対処をしてくれます。
尚詳細については、直接購入店までお問い合わせ下さい。
手作り結婚指輪をいつまでも輝かせるために
一生に一度しか手に入らない結婚指輪だからこそ、手作りにこだわったのでしょう。
しかし手作りの結婚指輪は、完成すれば終わりではありません。
寧ろ完成した後が、本当の意味でのスタートとなります。
結婚指輪についた汚れは傷は、夫婦がお互いに歩んだ証と捉える方もいらっしゃいます。
でも汚れや傷をそのままにすると、結婚指輪はすぐに傷んでしまうので要注意です。
毎日少しずつでいいので、結婚指輪をお手入れしてあげて下さい。